検査・施設のご案内
臨床検査
検体検査
自動血球計数装置
白血球数や赤血球数、血小板数を測定することができます。感染症や貧血の診断に有用な検査です。
グルコース分析装置
随時血糖を測定することができます。糖尿病患者様のコントロールに有用な検査です。
尿検査
尿定性検査
尿蛋白、尿糖、尿潜血、尿ウロビリノーゲンなど、尿の性状がわかります。
尿沈渣
尿を遠心分離器にかけたのち、顕微鏡を用いて、尿中の白血球や赤血球、細菌などの固形成分の量をしらべます。膀胱炎や腎炎、尿管結石等の診断に有用です。
インフルエンザ迅速検査
測定時間は約10分です。発症後12時間未満の場合、診断精度が低下します。
生化学検査、血清免疫学検査、機能検査(凝固機能検査など)、血液ガス分析検査、培養検査などは外部の臨床検査機関へ委託しています。検査結果は、翌日以降の報告となります。
生化学検査、血清免疫学検査、機能検査(凝固機能検査など)、血液ガス分析検査、培養検査などは外部の臨床検査機関へ委託しています。検査結果は、翌日以降の報告となります。
画像診断
レントゲン検査
単純X線検査
レントゲン検査はX線を用いて体の中を調べる検査です。
胸やお腹の病気の診断に用います。
胸やお腹の病気の診断に用います。
骨塩定量
手の骨を用いて骨塩定量を行っています。被曝が少なく、測定が容易です。骨粗鬆症のスクリーニングに有用です。
超音波画像診断検査
心臓超音波検査
心臓は、4つの部屋(左心室、右心室、左心房、右心房)をもち、全身に血液を送るポンプとしての働きを担っています。また、効率よく血液を全身に送り出すために、血液の逆流を防止する4つ弁が機能しています。心エコー検査では、心臓の動き、大きさ、心臓の筋肉や弁の状態、血液の流れなどを観察し、心臓肥大、弁膜症、心筋梗塞、先天性奇形の有無や、ポンプが正常に動いているかどうかを判定します。
腹部超音波検査
主に、腹部の5つの臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓)の形態を観察する検査です。また、下腹部にある膀胱、前立腺、子宮、卵巣などの臓器も観察することができます。空気(ガス)は超音波を通しにくいため、胃や腸など空気の多い部分を見るのは苦手です。胆石、ポリープ、のう胞、腫瘍などの限局性病変、脂肪肝、慢性肝炎などのびまん性疾患の診断や経過を観察するのに有用な検査です。
甲状腺超音波検査
喉の部分にある甲状腺に超音波をあて、甲状腺の大きさ、腫瘍病変の位置や大きさ・性状などを調べる検査です。バセドウ病、橋本病、甲状腺腫瘍の診断や経過を観察するのに有用な検査です。
頸動脈超音波検査
全身の動脈硬化の程度を表す指標の一つとして用いられています。糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の増加に伴って血管疾患が増加しています。脳血管疾患(脳梗塞・脳出血・脳血栓)、冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)などの予防や経過を観察するのに有用な検査です。
電気生理学検査
心電図検査
狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や不整脈を診断するときに実施します。
運動負荷心電図検査
安静時の心電図検査だけでは診断できないような狭心症や不整脈の精査に用います。当院での運動負荷は、エルゴメータ(固定の自転車)を使用しています。時間経過とともに徐々にべダルが重くなっていきます。心臓に負担がかかった状態での自覚症状や心電図変化、不整脈の状態を観察します。
ホルター心電図検査
外来診療のタイミングだけでは診断できないような狭心症や不整脈に用いる検査です。キャラメル箱ほどの大きさの記録器を24時間装着して、通常通りの生活をしていただき、心電図を長時間記録する検査です。心拍数の変化、不整脈の発生頻度や虚血性変化を調べて、自覚症状との関連を明らかにすることができます。
呼吸生理学検査
呼吸機能検査
電子式診断用スパイロメータで肺活量や気道の状態をみる検査です。気管支喘息や肺気腫、間質性肺炎、肺線維症などの呼吸器疾患の診断や治療効果の評価に有用な検査です。
感覚器検査
視力検査
健康診断の視力検査を実施しています。ランドルト環という「C」に似た形のマークを判別する検査です。世界共通の検査方法です。
聴覚機能検査
オージオメータという機器を用いて検査します。健康診断の聴力検査に用いています。
除細動装置
手動式除細動器
頻脈性不整脈(命をおびやかすような危険な不整脈)の治療や心肺蘇生に用いる装置です。心臓に大きな電気ショック与えることで、不整脈を停止させることができます。
自動体外式除細動器
AED (automated external defibrillator)
意識のない患者様の心肺蘇生に用います。心臓に大きな電気ショック与え、不整脈を停止させます。携帯可能なサイズですので、屋外でも用いることができます。